ゾンビ ダリオ・アルジェント監修版(1978年)
元祖ゾンビ映画!一度は見ておくべし!
ストーリーもシンプルかつスタンダードで純粋に「ゾンビ」の世界観を味わえます。
白塗り?青塗り?のゾンビ。血もリアルではないです。
でも、それがいいんです。元祖ゾンビは。
全米各地で突如死体がよみがえり、生者を次々と襲い始めてから3週間。「ゾンビ」に噛まれて死んだ者たちもゾンビ化して急速に数を増やし、社会は大混乱の状態から物語が始まる。
テレビ局に勤めるフランと恋人のスティーブン、そしてSWAT隊員のロジャーとピーターは都市から脱出し、とあるショッピングモールへたどり着く。そしてラジオ放送によりピーターたちがいた都市はゾンビの大群により壊滅したことが報じられた。
モール内部はゾンビの巣窟と化していたが、物資は手付かずのまま残されていた。
ショッピングモールの中をゾンビが彷徨っている感じがシュールですね。
食料や水もあり、何でも揃うショッピングモールはしばらく非難するには最適な場所。
モール内からゾンビを排除しモールの入口をトラックで塞ぐ作戦を立てる。
ゾンビが群がる中、トラックを移動させたりしている中、イライラして注意を欠いたロジャーがゾンビにかまれてしまう。。。これはマズい!
ロジャーが噛まれたこと以外は作戦に成功。最上階の部屋へ物資を運び込んでここでの生活をするやために準備を整える。
食料はなんでもあり、お酒もある。武器・弾薬も十分。散髪をしたり、ゲームセンターでゲームをしたり。一時のエンジョイ。
やりたい放題の無人のショッピングモールって憧れますね。
そんな楽しい時間もつかの間、負傷したロジャーの容態はどんどん悪化していく。
ロジャーは「死んでも蘇らないよう頑張るが、もし蘇ったら撃て。」と言い残して布団に入る。
布団をかぶったロジャーをピーターが見守る中、もぞもぞと動き出す布団。
ピーターは緊張する。
そして、別の部屋にいた フランとスティーブンに銃声が聞こえる。。
ゾンビ化した友人を殺さなくてはならないシーン。ゾンビ映画のあるあるですね。
残った3人はモール内での生活を続けるが、ある日バイクに乗ったギャング集団(ヘルズ・エンジェルス)にモール内の物資を狙われ、襲撃を受けたことで、略奪者とゾンビの大群が侵入してきた。
略奪者に怒りを燃やしたスティーブンの単独行動で侵略者たちとの戦闘になってしまう。
スティーブンはこの戦闘で負傷し、ゾンビに襲われ、命を落としてしまう。
生き残ったピーターとフランは最上階に隠れているが、ゾンビ化したスティーブンが他のゾンビを引き連れて最上階の部屋に徐々に迫ってくる。。。